★ 【第二部:宇宙の冒険】 ★

とげタル『やっぱり宇宙はあスゴイ!』カシャカシャ(←カメラのシャッター音) ハニアド『しかしなんてハイテクなマシーンなんだ…。』 宇宙空間にくるとハニアドは色々と試し、スペースバードの操作方をまとめた。 レバー=操縦。縦横無尽に滑らかに移動可能。 ≒ボタン=マシーンのON、OFF ∵ボタン=ライトビーム発射。 速度を最速にするとワープしているかのようなレベルの猛スピードで移動可能。 場に応じての速度調整がポイント。 ハニアド『お前にもやれるだろ?』 とげタル『できそうだが…任せる。       もしミスしたらおしまいなんで…。』 ハニアド『勇気ないな~。       なら俺が操縦担当でいいからお前は撮影担当な。』 とげタル『わかった。カシャカシャ』 ハニアド『ん~どこに行こうか?       行きたい場所がありすぎてどうすりゃいいか検討がつかない…。』 とげタル『一番近い星は月だけど…。』 ハニアド『月には行ったことのある地球人がいるんでまあまずは火星にでも行くか。』 とげタル達は火星に向かって出発した。 とげタル『どこにあんだよ?』 ハニアド『たぶんこっちの方向に…。』 とげタル『あれじゃないか?』 ハニアド『全然ちげ~しw』 とげタル『お、あれか?』 ハニアド『は? あれをど~見たら火星に見える?』 とげタル『あれだ!』 ハニアド『だから!』 とげタル『あれだあれだ!』 ハニアド『も~い~っつの!』 とげタル『あれだあれだあれだ!』 ハニアド『…。』 30分後…。 ハニアド『あった!』 とげタル『ほんとにあれなのか?』 ハニアド『間違えない!』 とげタル達は火星探しに戸惑いつつも、ようやく見つけ出した。 とげタル『暑そうだな…。』カシャカシャ ハニアド『いや、赤いからって暑くはないはず。』 とげタル『ふ~ん。』 ハニアド『だいぶ接近してきたな。』 とげタル『どんな場所だろ? いたるとこから炎が噴き出してたり…って熱くないんだったw』 ハニアド『よし、大気圏に突入したぞ!』 とげタル『ぅわっ!』 ハニアド『着陸するぞ!』 スペースバードは火星に着陸した。 とげタル『すげ~ほんとに地面も空も赤い! カシャカシャ       外出ようぜ!』 ハニアド『待った! この中は快適だが…お前外がどんな世界だか分かってるか?』 とげタル『…。』 ハニアド『火星には酸素がないから呼吸できない上、太陽までの距離が地球より離れているため平均気温-40度の極寒の世界だ!』 とげタル『そ、そうなのか…お前詳しいな…。』 ハニアド『そのくらい常識だし。       とりあえず地球外の場所でドアを開けるな。       窓もだめだ。       二度と帰れなくなるかもしれない…』 とげタル『そうなのか、よく分からんけど…ただ見てるだけで足を踏み出せないのかよ…。』 ハニアド『こんな場所に来れるだけで最強だし、それにいつかは行けるかもしれない…。       スペースバードの構造がもっとよく判明して、凄い宇宙服を作れればな!       そして足を踏み出せた時には太陽系などの色々な惑星に俺達だけの基地を作るんだ!』 とげタル『ぉお…。』 ハニアド『とりあえずスペースバードで一回りしよう。       火星地表の写真撮りまくっといてくれよ。』 とげタル『わかった!』カシャカシャ とげタル達は火星を一周してまた元のあたりに戻った。 とげタル『火星にもそろそろ飽きてきたな…。』 ハニアド『次は木星にでも行ってみるか。       隣の惑星だし、なによりデカいから見つけやすいと思う。』 とげタル『い~ね!』 スペースバードは火星の大気圏を抜け、再び宇宙空間へと飛び立った。 とげタル『楽しみだな。』 ハニアド『どんな世界なのか…。』 お、あれが木星か! とげタル達はすんなりと木星を見つけ、接近していった。 ハニアド『すっげ~迫力だ…。』 とげタル『こんなでっかいもん初めて見た…。       こっちもなかなかだな。』カシャカシャ ハニアド『もっと接近するぞー!』 とげタル『ん~不気味に煙いな…。』 ハニアド『ここは木星の大気中だろうか…。』 とげタル『ん? なんか雰囲気が変わったな…。』 ハニアド『やはり海のようにはなってなかったか…。』 とげタル『なんのこと?』 ハニアド『ここはもうきっと木星の内部だ!』 とげタル『内部って…地表はどこにあるんだ?』 ハニアド『お前そんなことも知らずに…。       木星はガス惑星だから地表がないためにもちろん着陸できる場所なんてない…。       木星以外でも木星の外側の太陽系の惑星「木星型惑星」は全部そう。』 とげタル『そうだったのか…。       木星の表面全部が地表だと思ってた…。       ちょっと残念…。』 ハニアド『だが木星には地表があるかもしれないんだ…。』 とげタル『どこに?』 ハニアド『ずっと深くにな。       俺は木星には地表があり、そこに普通に着陸できると信じてる!』 とげタル『おお!テンション上がって来た。』 ハニアド『ちなみにここは分子状水素(液体)の層だと思われる。』 とげタル『ここが液体?』 ハニアド『地球上で連想される液体とは時限が違うようだな…。       ぷにょぷょした塊は皆液体だろう。       それにしても凄いな…。』 とげタル『まるで異次元空間だ…。カシャカシャ』 ハニアド『お、金属水素の層に突入したみたいだぞ!』 とげタル『だんだんとやばさが増してくな~。』 ハニアド『ん? あれは?       もしや…硬そうだぞ…。』 とげタル『着地できるぞ! きっと。       スピード落とせ!』 ハニアド『わかってるって。       スペースバードは硬そうな面に向かってゆっくりと降下した。』 ハニアド『ちゃっ…着地した…。』 とげタル『すげ~なおい!』 ハニアド『金属水素とコアの間がこんなにもくっきりと別れてたなんて…。       この赤茶けた岩石の大地こそが木星だ!』 とげタル『そうとも言える? かな…。       それにしても凄い空だな…。カシャカシャ       てか日本の時刻はもう午後6時過ぎだぞ!』 ハニアド『つい興奮してたら遅くなっちまったな…。』 とげタル『怪しまれなきゃいいけど…。』 ハニアド『じゃ、急いで帰るぞ。』 とげタル達は急いで地球へと直行した。 とげタル『地球だ…。』 ハニアド『やっぱり地球がどう考えても最高だぜ!       そしてとげタル達は無事地球へと帰還した。』 とげタル『今日一日のうちに火星と木星に行けてしまうなんて…。』 ハニアド『ほんと信じられないぜ!       まさか人生で火星や木星に行ける日があるとは…。       何があっか分かんないもんだな。』 とげタル『ほんっとだぜ!!       じゃあな、ハニアド!』 ハニアド『また行こう!』
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