◆ 【第五部:多彩宇宙】 ◆

そしてようやくトンネルを抜けた。 とげタル『…。』 ハニアド『なんだここ…。』 とげタル『へ?』 なんとそこは我が宇宙ではなく、多彩宇宙という別宇宙であった。 色々な色が混じり合っており、所々に白宇宙よりも複雑な形の惑星などが浮かんでいる。 ハニアド『違ったか…。』 とげタル『どうすんだよ!』 ハニアド『もう戻ってるような燃料はない…。』 とげタル『だからどうすんだ!』 ハニアド『とりあえずあそこに着陸して考えよう。』 とげタル『はぁ…。』 とげタル達のUFOはとある足場(惑星?)に着陸した。 とげタル『で?』 ハニアド『…。』 とげタル『で?』 ハニアド『…。』 とげタル『で?』 ハニアド『外に出てみよう。』 とげタル『でぇ?』 とげタル達はUFOの外に出た。 ハニアド『ん? この宇宙でも俺達の体平気なんだな。』 とげタル『ほんとだ…で?』 ハニアド『…。』 とげタル『で… ハニアド『ん? あそこに街みたいのがある。』 とげタル『ぅわ! 気付かなかった。       行ってみたいけど危険そうだよな…。』 ハニアド『でもどうしよーもないんだから行くしかないだろ…。』 とげタル『ん~。』 とげタル達は街みたいなところへと向かった。 …そしてだいぶ近くまでやって来た。 ハニアド『な、なんなんだここは…。       ま、まちなのか…。』 とげタル『なんかありそうじゃん?       やばいんじゃん?』 そしてついに目の前まで来た。 とげタル『お、人? があんなにいる!』 そこは「カラフルランプシティ」という街であった。 とても想像できないような無数の様々な立体が複雑に組み合わさっている。 ハニアド『やっぱり街だったんだ!       よし! 助けを求めるぞ!』 とげタル『ぅえ! やばいって!』 ハニアド『なんでだよ! 俺達は今こんな強いんだ!       何かあったって大丈夫だって。』 とげタル『おいっ。』 ハニアドは近くにいた多彩宇宙人に向かって走っていった。 ハニアド『あの!』 とげタル達に気付いた多彩宇宙人は突然、仲間を集め、集団で襲いかかってきた。 ハニアド『やべっ!』 とげタル『逃げろっ!』 とげタル達は全力で逃げ出し、カラフルランプシティ外れの奇妙な奥まった場所へと逃げ込んだ。 ハニアド『ふぅ…もうあいつら俺達を見失ったみたいだし、もう大丈夫だろう…。       足が速いと助かるぜ…。』 とげタル『っだから言ったじゃん…。』 ハニアド『なんでどこ行っても襲われるんだ…。』 とげタル『こんな状況じゃ帰れそうにないな…。       もうここまでなのか……。』 ハニアド『まだ生きてるんだ……ん?』 とげタル・ハニアド『!!』 その時! とげタル達のもとに突然! 一人の多彩宇宙人が現れた! 多彩宇宙人はこちらを見つめている。 多彩宇宙人『オメラ、ナニコマてるヨー』 とげタル達の心にメッセージを送り出してきた。 とげタル『え!え!え!え!え!え!』 ハニアド『物凄く困ってます!       地球から来たんです!       帰れなくなってしまったんです!       地球に行く方法知りませんか!』 とげタル『え!え!え!え!え!え!』 多彩宇宙人『チキュードコだ』 とげタル『え!え!え!え!え!え!』 ハニアド『宇宙の太陽系にある惑星です!』 とげタル『え!え!え!え!え!ぇ…』 多彩宇宙人『トーイヨー…』 ハニアド『どうしても帰れないと困るんです!       何か知ってたらなんでもい~ので教えてください!』 多彩宇宙人『ソーアセるナ…ワシオマエオオソわナい…』 ハニアド『はあ…。』 多彩宇宙人『…。』 … ハニアド『…。』 多彩宇宙人『…。』 ハニアド『…。』 多彩宇宙人『…。』 ハニアド『…。』 多彩宇宙人『…。』 ハニアド『…。』 多彩宇宙人『…。』 ハニアド『…。』 … 多彩宇宙人『……ココ(ハニアド『!!!』)ノトナリ…ベツウチュー…ア・ン・コ・ク・ウ・チューノダイワクセー…          「シ!」ノワクセーヨジゲンクーカンアル…トイわれてイる…』 ハニアド『ぅんん…四次元…空間?』 多彩宇宙人『ヨジゲンクーカンターハバ…オクーき…タカさニクワえ…ジカンジユーナクーカン…          …マアソコヘイけばミライーくコトデキる』 ハニアド『未来へ?』 多彩宇宙人『…ミライーく…ブンメーハッタツシチキューイけるシレナイ          ココノモノスコシオチツいてるシレナイシ』 ハニアド『現在では無理なん?』 多彩宇宙人『ムリ…キマってル          …コンナトコ』 ハニアド『あ、暗黒宇宙へはどうやって行けば?』 多彩宇宙人『スグソコ…とんねるヲヌける』 ハニアド『それで 多彩宇宙人『…ア・ン・コ・ク・ウ・チューワ「シ」ノクーカン…ダレモタチーろートシナイ…』 ハニアド『あ、待ってくれ!』 多彩宇宙人は消え去った…。 とげタル『…あ…ああ今の話ちゃんと聞いてたからな…。       ててか…なんなんだ…?』 ハニアド『テレパシーかなんかだろ。       きっと俺達の体はあいつらの心の問いかけを感じとれるんだ。』 とげタル『そ…か…。』 ハニアド『…暗黒宇宙に行くしかないのか…。』 とげタル『ででもあいつななんか最後にややばそうなこと~言~ってなかったかあ?』 ハニアド『確かに気になるが…。       行くしかないだろ。       他になにもないんだから…。』 とげタル『ん~…』 ハニアド『何怖がってんだ! 行くぞ!』 とげタル達はUFOに戻り、トンネルへと向かって発進した。 ハニアド『燃料は残り僅かだ! 急ぐぞ!』 とげタル『トンネルはどこにあるんだ?』 ハニアド『すぐそこらしいんだからその辺にあるだろお。』 とげタル『おい…。』 とげタル達は周辺をさ迷い回った。 とげタル『そろそろやばいんじゃない?       燃料切れたら終わりだぜ。』 ハニアド『…ん?』 とげタル『あれは。』 ハニアド『あれはぁ。』 とげタル『あれはあぁ!』 ハニアド『あれはあぁぁ~っっっやぱり!!』 とげタル『あれなのか! よかった………カナ?』 ハニアド『一気に行くぞ。』 とげタル『うわっ!』
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