◆ 【第七部:多彩宇宙再び】 ◆

UFOはトンネルを抜け、ついに地獄の暗黒宇宙を抜け、無事予定どおり未来(100年後)の多彩宇宙に戻ることができた。 とげタル『懐かし~』 ハニアド『も~懐かし~かぁ』 とげタル『で、何すんだっけ?』 ハニアド『おい…ここは未来だぞ。』 とげタル『あ、そ~だった…。』 ハニアド『とりあえずあの街に行ってみよう!』 とげタル『何でだっけ?』 ハニアド『え~っ地球に戻れるマシーンを探すんだ。』 とげタル『そっか!』 とげタル達はカラフルランプシティに向かった。 数分後…。 ハニアド『お、あそこか!』 とげタル『おいどうやって探すんだ…?』 ハニアド『とりあえず街のようすを見てから考えよう。』 UFOはカラフルランプシティ近くに着陸した。 ハニアド『まだ気付かれてないみたいだ…。』 とげタル『いつ見てもこの街は不気味だ…。』 ハニアド『いつ見てもってか…前はこれほど不気味ではなかったと思うが…。』 とげタル『それで…』 ハニアド『ん~…突っ込むぞ!』 とげタル『マズいだろ!』 ハニアド『じぁあせめてこっそり行くか。』 とげタル達はおそるおそるカラフルランプシティに突入した。 ハニアド『さ~マシーンを探すんだ。』 とげタル『…いつか絶対気付かれるよな。』 ハニアド『あー。』 とげタル『おいっ!』 とげタル達は幸運にも誰にも気付かれずにだいぶ奥地の方まで来れた。 とげタル『そろそろバレるんじゃ…。』 ハニアド『それよりそ~上手くこの街にあるもんかね…。』 とげタル『はー? それって!』 ハニアド『この時代ではまだだめってことだって十分あるだろ。』 とげタル『ナニ!』 ハニアド『落ち着け、そういうこともあるかもしれないってだけだ。       もう少し探そう。』 とげタル『どこを探せば…。』 ハニアド『…そのビルのてっぺんに上ってみないか。』 とげタル『ナゼ!』 ハニアド『そっからあやしそうな場所を探すんだよ。』 とげタル『おい… ハニアド『…』 とげタル『まあいー。従ってやるよ、お前にな。』 とげタル達は近くの奇妙な階段状のビルによじ上り出した。 とげタル『ちょ…目立ちそうじゃん…。』 ハニアド『大丈夫!』 だいぶ上の方までやってきたそのとき! とげタル『お、おいぃぃっい!!』 ハニアド『はっ? 何だよっ!』 とげタル・ハニアド『…。』 ふと下を見るとビルのふもとで1体の多彩宇宙人がこちらを見つめていた。 ハニアド『バレたな…。』 とげタル『お、下りね~とっ!』 ハニアド『あいつ何…んん?』 多彩宇宙人が速攻で駆け上ってきた! とげタル『あ゛あ゛あ゛あ゛~~~』 ハニアド『なにっ!』 とげタル達は急いで反対側に回り、駆け下りた。しかし! ハニアド『ぶぇっ!』 とげタル『ば~~あ゛』 突然! とても数え切れないほどの多彩宇宙人の軍集が現れ、まとめてよじ上ってきた! とげタル『@@@@』 ハニアド『なにじっとしてんだ!       早く非難するぞ!       おいっ!』 とげタル『!!』 とげタル達はそのまま駆け下り、多彩宇宙人の軍団の中に突っ込んだ。 多彩宇宙人『ギギギギィィィーーーグゥゥーー』 ハニアド『よっ!』 とげタル達は多彩宇宙人達の謎の反撃を振り切りつつ、順調に逃げていく。 だが、街中は多彩宇宙人で溢れ返っていた。 ハニアド『さっきまでの静けさは一体…?』 とげタル『あわわわあ!』 ハニアド『みんな! どうして!』 それでもとげタル達は、多彩宇宙人達を次々にけちらし、多少反撃を受けながらも、なんとか人気のない町外れに逃げ込めた。 とげタル『…お前のせいで!』 ハニアド『助かったんだ! いいだろ。』 とげタル『む…ん… … これからどうする?』 ハニアド『あっちに行ってみよう!』 とげタル『は? お前バカ?』 ハニアド『お前がバカだ! 適当にあっちとか言ったんじゃないぜ!』 とげタル『…』 ハニアド『あのさ…さっきあのビルから見えてたんだ…。』 とげタル『ななにが?』 ハニアド『何か基地みたいなとこ…。』 とげタル『なんで今更…。』 ハニアド『悪いな…言おうとしたらあいつらが…。』 とげタル『てかそこに…ん…あるのか? その目的の…。』 ハニアド『凄そうなもんがありそうな雰囲気だったぜ…まぁわからんが…。』 とげタル『ん~…』 ハニアド『あの丘? の向こうだ! 急ごう!』 とげタル達は無事丘を越えた。 とげタル『あれ?』 ハニアド『ああ、そう。真近で見ると凄いな。』 とげタル『ぁああ…どうやって進入する?』 ハニアド『いままでみたいに行くぞ!』 とげタル達は謎の基地へと向かっていった。 とげタル『誰かいるだろ!』 ハニアド『ここまで来といて引き下がりたいか!』 とげタル『い、いや…。』 ようやく基地の敷地内? に進入した。 ハニアド『テカテカだな…。』 とげタル『え゛っ! ここってもしかして…ももう進入してる?』 ハニアド『だろ!』 とげタル『゛゛゛゛゛』 ハニアド『何怯えてんだ! ほら良く見ろ!』 とげタル『え! え…。』 ハニアド『機械みたいなんがいっぱいあるだろ!』 とげタル『マ、マジだ…。       ロ、ロケットみたいのもあるか?』 ハニアド『だからそおいうのを探すんだ!       あると信じろ!』 とげタル『俺達は奇跡的にここまで生きてきたんだからな!』 とげタル達はここで宇宙移動マシーンを探し始めた。 とげタル『自転車?』 ハニアド『車?』 とげタル『船?』 ハニアド『セグウェーイ!』 とげタル『は?』 ハニアド『セグウェイを知らないのか?』 とげタル『は…宇宙船みたいなんはないじゃん…。』 ハニアド『諦めてる…?』 とげタル『ぃいや…。』 … ハニアド『てかさっきから気になってたんだが…。』 とげタル『んっ!』 ハニアド『あれって…ビルの一部かと思ってたけど…なんかマシーンに見えないか…?』 とげタル『お…おおー!』 ハニアド『わからんが…とりあえず向こうに行ってみないか?』 とげタル『行くって!』 とげタル達はそこの方へと向かった。 ハニアド『一旦屋内を通らないと向こうへ行けそうにないな…。』 とげタル『しょうがないな…誰かいそうだけど…。』 とげタル達は恐る恐る屋内へと入っていった。 とげタル『誰もいない…。』 ハニアド『ラッキーだ!       しかし何でこの星はどこもかしこもテカテカなんだ!』 とげタル『キレイじゃん! イイじゃん!』 ハニアド『さっさと抜けないとな!』 とげタル『ああ!』 とげタル達は誰もいない屋内を突き進んでいった…。 ハニアド『ん? ここを開けないと先には進めないのか…?』 とげタル『みたいだな…。』 ハニアド『開けるぞ!』 とげタル『え゛!』 ハニアド『心配すんな!』 ハニアドは勢いよく扉を開けた。 ハニアド『こ、これは…。』 とげタル『・・・・・・』 なんと! 透明な壁の向こうに巨大なマシーンがあるではないか! ハニアド『あれは…まさか…ほんとに…宇宙船だ! 間違いない!』 とげタル『やっぱりそうだったな!』 ハニアド『すげ~っ! よし、誰も来ないうちに奪い取るぞ!』 とげタル『しゃ~~あ!』 とげタル達は透明な壁を突き破り、巨大マシーンの目の前に来た。 ハニアド『ちょっと派手に突き進みすぎたか…?』 とげタル『これで一気に宇宙行っちゃえば問題ない!       …しかしどっから入る?』 ハニアド『あそこだろ!』 とげタル『あああそこか!』 とげタル達は巨大マシーンに乗り込んだ。 とげタル『ゥヲ━━━オ! ハニアド『中もスゲッ!       てか大丈夫だ…ここにも誰もいない…。』 とげタル『よし! どうやって・操作する!?』 ハニアド『とりあえずてっぺんに行こう!       操作室は前の方にあるもんだろ!』 とげタル『だよな!』 とげタル達は急いで突き進んでいった。 とげタル『またドアか…。』 ハニアド『とりゃ~!』 とげタル『おー!』 ハニアド『操作室だ!       てっぺんまで来たんだ…。』 とげタル『早く…発進…!』 ハニアド『さすがの俺だってこんなのそんな唐突に…。』 とげタル『発進っ!』 ハニアド『だからっ!』 とげタル『何だよっ!』 ハニアド『あ~~! とにかく! 適当にやってみるよ! ボタンがありすぎてわけわかんないけどそれでい~んだろっ!』 ハニアドは無期になっていじり回し出した。 その時!! とげタル達は何か気配を感じ、後ろを振り返った。 ハニアド『え!』 とげタル『え゛!』 なんとそこにはとても体格の良い多彩宇宙人が立っていた!! 多彩宇宙人『ウバーナ! ヤメれ!』 多彩宇宙人はとげタル達に襲いかかってきた! とげタル『ばばばばばば』 ハニアド『くっそ! 逃げ場がねぇ…       お前何やってんだ! 戦えよ!』 とげタル『あああ!』 とげタル達はふっ飛ばされ続けている。 ハニアド『おー俺達は宇宙に帰りたいんだ!』 多彩宇宙人『ハテシナイヒビノスエデキタモンノ…』 ハニアド『奪わんから連れてって…』 多彩宇宙人『カイトージン!』 やはりふっ飛ぶ…。 ハニアド『い…ままでのようにいかないぜ…       なんなんだこいつ…。』 多彩宇宙人『シューリョー!シューリョー!』 ハニアド『やばいな…。』 とげタル『ぁあきらめるだろ! 逃げろ!』 ハニアド『よし、無理にでも逃げるぞ!』 多彩宇宙人『ハテシノードリョーク!』 とげタル達はすきを見てなんとか操縦室から逃げ出せた。 多彩宇宙人『コンノー!』 … とげタル『ん?』 ハニアド『追ってこないな…。』 とげタル『ラッキーじゃん!』 ハニアド『そう上手く…』 とげタル『んん?』 ハニアド『んんん!!!』 巨大マシーンは揺れている! とげタル『なんだ!』 ハニアド『まさか!』 とげタル『この宇宙船… ハニアド『動いてる!! これじゃ逃げられねぇ…。』 とげタル『ほんとに動いんのか?』 とげタルは窓の外を見た。 ハニアド『っ確認しなくたってこの揺れと騒音じゃ…』 とげタル『ごい…てる…。       なんでだ! なんでなんだ!』 ハニアド『…あいつだろ…。』 とげタル『あいつ…。』 多彩宇宙人『オメラニゲれーん!』 とげタル『来たっ!』 ハニアド『なに!       お前! 発進させたな!』 巨大マシーンはあっという間に遥か彼方へ…。 多彩宇宙人『グビババブーバァーァ゛!』 多彩宇宙人にねじりつけられる! 多彩宇宙人『ジンセー!』 とげタル『ぶあ! どどどどどどどどどどどどどどどどどどどど…』 ハニアド『なぜ…なぜそこまで…。』 多彩宇宙人『ジンセー!』 とげタル『ぶあ゛~ぶぶぶっ!』 多彩宇宙人『ジンセー!』 とげタル『びびび~む!』 多彩宇宙人『ジンセェー!!』 とげタル『ば~あ!』 多彩宇宙人『ジュイ~ンセ~ェ…』 とげタル『ぎょい~ん!』 ハニアド『もう…』 多彩宇宙人『シューリョーシューリョーォ!』 怯えていたとげタルは打ちつけられてしまった!! ハニアド『とげタルっ!』 多彩宇宙人は壁に空間を開け、とげタルを宇宙空間に放り出した!! ハニアド『とっ! とげタルーーーっ!!!』 多彩宇宙人『ジンセージンセー!』 ハニアドはとげタルを追い、穴に飛び込もうとするも、穴は消えてなくなった。 多彩宇宙人『ギィィィィイ』 だがハニアドはガラス?を突き破り、巨大マシーンの外に出た。 ハニアド『この~~おっ!』 多彩宇宙人『ドリョ~ク!』 巨大マシーンは超ハイスピードで疾走している。 そのため、ハニアドはいきなり吹き飛ばされた。 だが執念でなんとかマシーンの窓?にしがみついた。 ハニアド『くっ…とげタルうぅ~っ! どこだっ!』 … 巨大マシーンはなんかなにかを突き破り謎の空間に行ってしまったり、巨大な袋を突き破り様々な空間に入ったりを繰り返している。 そのたびに衝撃が襲う。 ハニアド『…       とげタル…。』 とげタル『ワーぁぁ…』 とげタルは巨大マシーンのさきっちょにしがみついていた。 ハニアド『そこにいたのかっ!       もう2度とお前の姿見れねぇかと思ったぜ…。』 とげタル『助けに…来たのか…?』 ハニアド『まあな!』 とげタル『もう…俺は無理だ…引きちぎれる…。』 ハニアド『・・・』 多彩宇宙人『シューリョーシューリョー!』 とげタル『ふえ゛~!』 ハニアド『くっ…』 とげタル『来る…ぅ゛。』 ハニアド『…。』 とげタル『ぶぶぶぶぶぶるぶるぅ!』 ハニアド『…。』 とげタル『あ゛~あ゛ん! たすけ~!』 ハニアド『お前…お前…』 とげタル『! ! ! !』 ハニアド『お前…』 とげタル『い゛…言いたいことは…わかる…。』 多彩宇宙人『シューリョーシューリョー!』 ハニアド『そうだよ! いままで一切口にしないようにしてきたが…何にも…何にもできないこの役立たずめっ!!』 とげタル『そうだよ! 俺は役立たずだよ! だから俺なんか見捨てんだろ!       お前何しに来たんだよ!       そっからならまだ屋内に戻れんじゃん? 戻ってあいつ倒し ハニアド『バカやろー!!       役立たずだ…でも…お前がいたからこそいままでが楽しかった…俺の思いを聞いてくれる相手がそばにいたからなんだ!       ずっと…一緒にいた友達だろ! 何でもない日常だったころからさ!       …それにぃ…宇宙に行けたのもお前のおかげだしな!』 とげタル『・・・・・ぅ・・俺・・もし・・もし助かってたとしたら・・もっと強くて・・積極的なやつになってたよ・・・』 ハニアド『あきらめてんじゃねーーー!!!!』 多彩宇宙人『シューリョーシューリョーシュー… とげタル・ハニアド『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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