★ 神 ★

                   ┏肉体
                   ┃ ┣感覚
                   ┃ ┣言動━影響━文明
         ┏物質       ┃ ┣生
   ┏因果   ┣次元  破壊・再生 ┃ ┣死  ┏記憶(経験)━認知
   ┣運命   ┣時間   ┃   ┣意識━知╋意思(自我・選択)━善悪(価値観)
   ┣真理・謎 ┣種・数━需要・供給 ┃ ┗自己 ┗感情━苦楽(喜悲・幸辛・安怖)
   ┃?     ┃         ┃
? ━━自然(この世)━━━━人間 ?




   



天体の形…物質の形…生物の形…自然の形…それらの性質、どう思う?
物質は種類ごとに層になって集まる…
見事な球体の形を作る…
見事に回転する…見事に円を描く…
見事に循環する…
見事に崩壊せずにバランスをとる…
見事に様々なものにバリエーションがあり、様々な性質があるように見える…
見事に全てのものに役割や意味があるように見える…
見事に組み合わせ、探求しだいで無限大に色々なことができる…
生成、維持、動き、崩壊…大きさ、小ささ、高さ、低さ…
見事に比率があり、定数があり、飽和があり、変化があり、終わりがあり、始まりがある…
限りない深みがある…見事な仕組み、見事な見栄え、見事な形状、見事な対象性、見事な統一感、見事な美しさ、見事な面白さ…

極めつけは生物。
あまりにも良い見栄え…
それぞれ異なった役割を持つ様々な部位…
複雑で過密で恐ろしく良くできた仕組みを持つ内部構造…
循環、伝達、働き、相互作用…
無限の壮大さ…とてつもないスケール…
驚くべし再生、生誕の仕組み…
この上なく物凄い脳の仕組み…
五感…喜怒哀楽…
様々な特徴を持ち、様々な長所を生かして生きる多種多様な生物…
食物連鎖…

無意味なもの、失敗作、無秩序な素材などは何1つない…

性質だ原理だ法則だどうこう言っても、そうなるそれ自体が奇跡的なもの。
原理を知ることで疑問が晴れ説得される人は多い。
しかし、よく考えてみてほしい。
原理自体が信じられないようなもの。
根本原理、根本要素を説明できる人はいない。
それを説明できないと疑問は疑問でしかない。
なぜこのようになっているのか?
なぜ秩序があるのか?自然界には「秩序」があるのか?
なぜ外見も性質も全てが美しいのか?
自然とは思えない。
意図して動かしたりしなければ整わない。自然に任せていたら無秩序になるはず。
自然は自然体ではない。
自然は自然でなく、不自然。
自然にできたものは即ち、偶然にできたもののはず。
たまたま偶然にできたものとは思えない。
奇跡的なものに満ち溢れている。
全てが芸術。

何者かが設計して作ったとしか思えない。
そうとしか考えられない。
我々は自然に対し、それが自然だと洗脳されているので分かりにくいが、誰がどう見てもそうだろう。
作者がいるなら、その存在は言わば神。
神がいると仮定する。
神は秩序を好んでおり、面白み、深みを追求している。
「場があり動きがあること」で全ての面白みが作り出されている…
それがなければ何もない。
「見栄えを良くすること、仕組みを作ること、法則を持たせること(秩序を持たせること)」により一目で面白く見えるようにしている…
無秩序ではトキめくものがない。
「いろいろなものに分ける(種類を設ける)こと」で、複雑になり、面白み、深み、凄みを出している。
統一されすぎていては面白くない。
分離することで面白くなる。
「全てに始まりと終わりがある」ようにすることで面白みを出している。
終わりがないと始まらない、つまらない…
それらが神が望み通りのものを作り出すために凝らした工夫。
神の工夫。
神の作品(この世)は物凄く良くできている。
どこまでが神の創作なのか?
全てなのか?
自然の全ては神の設計に基づいているのか?

「無限のパターンの宇宙が無限に存在する」なら、考えられる全ての宇宙(想像できる全ての世界)があり、神がいなくとも辻褄が合うと言われるが、
だとすると無秩序な宇宙、一部無秩序な宇宙なども存在し、
そこには一部おかしな生物、中途半端に生物の生存に適さない宇宙、意味のないものなども存在することになる。
その中で我々がここまで完璧に秩序のある宇宙にたまたま居合わせているというのは、やはりありえないと思える。
完璧に秩序のある宇宙や知的生物が存在することは確かでも、そこに居合わせるということは可能性が低すぎて考えられない。

「宇宙が膨大な数または繰り返し誕生しており、秩序のある宇宙でないと生物は生まれてこれない」とすると、
我々がそこにいることは当然であり、辻褄が合うが、そのようなことも考えにくい。
生物が生まれてこれる条件と秩序(特に見栄え的な秩序)とはそこまで深い関わり合いはないように思う。
生物がいないとしても物凄い。
実際この世に生物は存在している。それ自体物凄い。

この世・地球が生物が生存できるように作られていることが可能性が限りなく0に近い奇跡だと言われ、よくそこで神を持ち出されたりする。
だがそれは「環境に適合して生まれてきた」とすると、奇跡などということはなくなる。
そのことに関しては神は関与していないとも考えられる。
しかし、適合だ何だと言っても、生まれてくること自体が、この世に生物の素材があること自体が、生物自体が、「自然」とはあまりにもかけ離れたもの。
生物はどこからどう見ても冷静に考てみると、神なくして存在し得ないもの。

そのほかにも説があるだろうがもう、はちゃめちゃすぎる。
偶然とも、宇宙が無限に存在するとも考えられない。
となると、神しかない。
しかし、ありえないはずの「偶然」と捉えることが一般化している…
「神はいる」と考えられる。
だがそれは人間の運命を動かしたりでき、人間と密接な関わりのある…そういう神ではないかもしれない。
自然界の神。
…もし異論があるとしたら、何か?

答え 神はいる。後に我々も神になる。四代前の神が真の神。
詳細→宇宙の始まり



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