┏肉体
┃ ┣感覚
┃ ┣言動━影響━文明
┏物質 ┃ ┣生?
┏因果 ┣次元 破壊・再生 ┃ ┣死 ┏記憶(経験)━認知
┣運命 ┣時間 ┃ ┣意識━知╋意思(自我・選択)━善悪(価値観)
┣心理・謎 ┣種・数━需要・供給 ┃ ┗自己 ┗感情━苦楽(喜悲・幸辛・安怖)
┃ ┃ ┃
? 神━━自然(この世)━━━━人間 ?
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- 生き方 -
①世のために尽くす | (頭脳派の偉い人)
「働く」ということは、「人が便利で暮らしやすくより幸福な人生を歩める世の中」(理想の世界)を作ることに等しい。 | 仕事をするということは、理想の世界を作ろうとする大団体の従業員の一員として何かやること。 人々は昔から理想の世界を作ろうとし続けてきた。 より高みを目指し続けてきた。 この世界をより理想的な世界にすることが「人間」の目的とも言える。 世界を何でもできる究極のユートピア、極限文明世界にすることが、人間の目標。 達成できない目標。 そこに近付くために前進し続ける。 こんなことをして何の意味があるのか? それはわからない。 そもそも生物(人間含む)が生きる意味とは、生き続けること。 無駄なことをし続けているだけ、人間のしていることは全て無意味とも言える。 ただ、無意味だろうと何だろうとともかく「生きる上で人間のすべきこと」は理想の世界を作ること。 理想の世界を作ることに意味がある。 人間の定めた生きる意味はそれだ。 「喜びを感じるために生きる」とよく言われるが、おそらくそれは違う。 「喜び」という感情がないと生きる気力が湧かず、生きるのが酷。 喜びは生きれるようにするために備わっている感情。 生きるために喜ぶのだ。 喜びを感じたところで結局は何がどうということはない。 感情とは面白味を添えるためにあるもの。 世のために尽くすこと=理想の世界を作ること=働くこと=お金を稼ぐこと。 最もな目的を「お金を稼ぐこと」、「自分の一族が幸せになること」とせず、 理想の世界を作ること(世のために尽くすこと)を意識して頑張るこの生き方こそが 「人間」として望ましく、誇らしい生き方であろう。 人間のほとんどの行いは理想の世界を作ることへと結びつく。 だが本当に誇らしいことというのは商品を開発したり、物を作ったりして“より直接的に”それを行うこと。 ②幸せに生きる | (普通の人)
人は人がより幸せになれる理想の世界を作ってきたわけだ。 | そういう理念の下で作られた世界。 幸福を感じつつ、楽しむだけの人生もありといえばあり。 理想の世界を作る側の人間は、人をより幸せにしたくて作ってきた。 この世界で幸福を感じつつ、楽しんでくれれば作り手の視点で見ても喜ばしい。 だがそれだけ。 自分はとにかく幸せだ。 自分は。自己中心的。 …この生き方でも多少は理想の世界作りをやることになる。 「お金」というものがある限り。 お金はこういう凡人思想の人を理想郷作りの担い手とするための道具であったり。 働かなければ生きていけない=理想の世界を作ることをしなければ生きていけない こういう人は「単にお金を稼げればいい。それで自分らが幸せなのだから幸せだ」とそう思っている。 「お金をもらえることをする」(働く)ことは、必ず理想の世界を作ることに結びつく。 商品を開発したり、物を作ったりすることは言う間でもなく人間として素晴らしいこと。 スポーツをすることなどは微妙だが、多くの人間を楽しませることができるので、 その意味で幸せな世界を維持することに多少貢献している。 ③ただ生きる | (重度知的障害者・動物全般)
動物にも脳はあり、多少は幸福を感じようとする。 | でも人間ほど意識的にそうすることはない。 ただ生きようとする。 生きる目的。それは生きること。 生物が生きている状態を保っていればそれだけでいい。 ただそれだけ。 それが生物の基本だ。 生物なのだからそれでもいい。 だが「人間的」に見ると②以上に微妙。 人間だから問題。 「理想の世界作りができない」(働けない)となると、その人は「生きる意味のない人間」ということになる。 人間である限りは不要な者。 生きる(生かす)ことによるメリットがない。(デメリットはたくさんある) 「人間以外の動物(ペット)と見れば」生きていても問題ない。 本来、生きる意味とは「生きること」。 「生を受けた人間のすべきことは理想の世界を作ること」そう定めたのは人間。 人間の作ったものを使用して幸せを感じることもできない、 子孫を作ることもできないとなると、動物以下の存在。 生物を“食べる”以外の目的で殺す、手助けが必要で他人を働けなくする。そういうような人も不要な人間。 この文章の意味が理解できる程度の知能のある障害者なら、多少存在価値あり。 |
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