◆ 子供が大人の容姿になる時について ◆

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子供が大人の容姿になる時について子供の大人化見極め講座子供大人境学子供大人境考察 理想の大人化定義

子供が大人の容姿になる境目…それはどこか?その答えを示す。

子供がある時を境に、大人になったと感じることはないだろうか?
容姿が「子供から大人になる分岐点」…それについての研究。
そんなものはない?筆者はあると思う。
何気に、これまでの人生で常にそれを気にしてきた。
誰も追求していないことなので変に思い、受け入れられないかもしれない。
だがだからこそ、よりいっそうこのテーマを追求したいと思う。
幼児期のころからの関心事。
同級生が大人化突入しだしたころに、これを意識することの熱意が本格化。

- 大人化基礎知識 -
- 大人化地点 -
- 大人化比例法則 -
- 大人化の記録 -



大人化基礎知識

容姿が子供から大人になった時のことを「大人化地点」または「大人化」と呼ぶ。
大人化地点を通過していない人は「子供身体」の人(または単に子供)、通過している人は「大人身体」の人(または単に大人)と呼ぶ。
子供身体か大人身体かは基本、見た目(容姿)のみで判断する。
いくら見る目のない人でも、何となく判断できるかと思う。

大人化地点を境に人の風貌は激変する。
基本、人生のうちでこの地点を通過する時だけ突然激変する。
通過後も前にも激変することはある。
しかしそれは決まって長い年月をかけ少しずつ変化した末、昔と比較して激変しているという形。
突然変化することとは違う。



大人化地点

通常、大人化地点はいつなのか?と言うと、たいていは小学校高学年~中学生の間。
大人身体の人は小5くらいから多少見られるようになり、中3になるとほとんどの人が大人身体となる。

- 年齢別大人身体の人の割合(左)と大人化する割合(右) -
9歳(小3 or 小4)0%0%
10歳(小4 or 小5)3%3%
11歳(小5 or 小6)15%15%
12歳(小6 or 中1)30%30%
13歳(中1 or 中2)50%60%
14歳(中2 or 中3)80%20%
15歳(中3 or 高1)97%3%
16歳(高1 or 高2)99%1%

9歳(小3)以下は0%、16歳(高2)以上は100%に限りなく近い。
中学生の間、特に13歳(中1か中2)の時に子供から大人へと激変する人が多い。転換期はそこ。
大人化地点に至る平均時期はそこ。
そこ(13歳)を「平均大人化地点」と呼ぶ。

ドラマなどで役者が子役から大人の役者へと交代するタイミングも漏れなくその辺り。
ここで言うところの平均大人化地点に基づいている。
高校生は、小中学生とは違い実年齢とはかけ離れた大人が演じていることがほとんど。
大人が高校生を演じられる理由、それは、上記の表を見てわかる通り、「高校生は平均大人化地点を越えており、ほぼ全員大人身体だから」。
すでに大人身体になっている(激変済みな)ため、その後は風貌がさほど変わらない。
即ち、ずいぶんその後の人でもさほど違和感なく高校生になりきれるわけだ。
大人化地点などというのは社会に存在しない概念だが、社会において、それをどことわりと正確に判別できるような形式が何気なく根付いている。



大人化比例法則

どうなると大人化するのか?
まず、大人化と結び付く最も大きな事柄はというと、二次成長期。
「二次成長期の間に大人化地点に至る」ことがほとんど。
二次成長期は成長のラストスパート。
身体的な成長が終わり、大人として完成が見えるころなので、そこがその地点というのは意味合いとしても納得いく。
見た目の違いは骨格の違い。
成長が終わった後に骨格が成長するというのはおかしい(二次成長期前でもまだ身長が大人とはかけ離れているので見た目的におかしい)ため、
二次成長期の間に大人化するということは考えてみればわかる。

身長にも注目。
大人化を迎える時の身長は多くの人が150cm代。
150cmに達すると近々大人化。そう見ることもできる。
通常、身長が大人領域(150cm)に入るとそれに伴って顔などの骨格も大人になり、大人化となる。
この身長(150cm代)を「大人化身長」と呼ぶ。
大人化身長に至る時は二次成長期の真っただ中であることが幾度。
それと重なる。

「二次成長期が始まった時の身長」が高い場合、大人化地点に至る時の身長も高い(最終身長も高い)可能性大。
逆に低い場合、それも低い(最終身長も低い)可能性大。
これを「成長期・身長・大人化比例法則」と呼ぶ。
どちらにしても、よほど高いか低いかでない限り、大人化身長の辺りで大人化する。
二次成長期の中でも、その前半に大人化するか後半でするかは、二次成長期が始まった時の身長に起因する。
「よほど高いか低い↑」にあたる場合などには、160cm代で子供身体、140cm代で大人身体というケースも一応起こり得る。
それだと不思議な印象が出る。
後者の方はわりといる。
何せ最終身長が150cm(大人化身長)にすら達しない人も良くいるといえばいるわけだ。
大人化身長に至ることがないので生涯大人化しない…と思えるかのような気もするが、当然そのようなことはない。
それは二次成長期開始時の身長が極めて低いために大人化身長にまで至らない形。
確実に二次成長期は通る。即ちその時期に大人化する。

低い身長のうちに二次成長期が始まった人は、低い年齢で始まったとは限らない。
高い身長でそれが始まった人は高い年齢で始まったとは限らない。
年齢と身長は必ずしも比例しないからだ。
「高い身長で二次成長期が始まった人」で尚且つ年齢が高い場合ほど、(伸びる期間が長いために)最終身長は特に高くなる可能性大。
逆に「低い身長のうちに二次成長期が始まった人」で尚且つ年齢が低い場合ほど、(伸びる期間が短いために)最終身長は特に低くなる可能性大。
これを「年齢・身長・成長期比例法則」と呼ぶ。

基本、「年齢のわりに身長が低い」場合、長く子供身体のままだが、いずれは(15以内には99%)大人化する。
逆に「年齢のわりに身長が高い」と大人化が早い。
これを「身長・発育比例法則」と呼ぶ。
身長は全体的な発育の良さを表している。
身長が高いと発育が良く、早く大人の体になるということになる。単純だ。
ただ人間が定めた大人の定義は体が大人か否かではなく「年齢」なので、いくら早く大人化したからといって、残念ながら形式上大人ということにはならない。。
大人か否かを年齢で選別し、誰しもを平等な期間で大人とすることが社会の決まりとして定着している。

このように、二次成長期、身長、大人化地点にはそれぞれ結び付きがあり、比例し合う。
大人化地点が身長や二次成長期といろいろな観点で比例すること引っくるめて「大人化比例法則」と呼ぶ。



大人化の記録
筆者はこういったことをずっと意識して生きていたので、「過去にもっと上の記録を見逃していた…」などということはないと言っても良いかと。

具体的にどうして大人に見えるようになるか?それを説明するのはまた今度。



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