第三章
 ~時空を超えて経た大切な物~

過去や未来をさまよい続けていたコング達はとある荒れ果てた時代に来ていた。
西の地平線上から強い赤紫の日差しが差しており、大地が不気味な色に染まっている。
そして何か激しい物音が聞こえ、巨大な魔王が現れた。
驚いたコング達は必至で四次元空間へと向かう。
その途中、日差しがなくなったかと思うとじわ~っと空が不気味な赤紫色に染まり、大地はくっきりとしたシルエットとなる。
その光景に見とれていたコング達は魔王の謎の攻撃を浴びてしまった。
するといつの間にかとても穏やかな雲の上に来ていた。
大きな食べ物やバナナの山、空を飛ぶおわんなど楽しげな物が沢山ある。中にはどこか懐かしい物なども。
だがコング達は元の場所に戻ることだけを考えていた。
奥の方に1箇所、回りとの雰囲気が大きく異なったとても恐ろしい雰囲気の場所がある。
コング達はなんとなくそこへ行ってみることにした。
雲を渡りそこに近づいてくるとコング達の体の所々に発疹ができていた。
発疹はそこに近づくにつれて増えていく。
だがあまり気にせず進んで行き、ようやくそこにたどり着いた。
奥地に進んで行くと思った以上に気味が悪い。
気付くとコング達の体は発疹まみれで真っ赤になっていた。
不吉な予感を感じつつもコング達は引きよせられているかのように奥へと進んで行く。
自分の心が奥へと行きたがっているのだ。
そして不気味すぎる大広間に出た。
コング達はここに何かあると感じ、しばらく待っているといつの間にかもう一組の自分達がいるではないか。
もう一組の自分達は合体して巨大化し、コング達を襲ってきた。
コング達はそいつに勇敢に立ち向かい、戦いを繰り広げる。
次第にコング達の体がドロドロになってきた。
戦いのさなか、やつはこう言った「お前達は死のウイルスに感染している。もう勝ち目などないのだ」
コング達はもう我を忘れ、意味も分からず、とにかく戦い続けた。
そのうちどんどん体が溶けて小さくなっていく…それでも戦い続けた…戦って戦って戦い続けた…。
そしてついにコング達は溶けてなくなってしまった…







コング達は自分の魂が天空へと昇っていく気がした…







そしてコング達は目を覚ました。
ここはどこなのかと辺りを見回すと、魔王の攻撃を受けた場所ではないか。
そう、コング達はあの時意識を失い夢を見ていたのだ。
あまりに本格的な夢だったことから、あの時コング達は生と死の狭間にいたのだろう。
大事な時、どんな安らぎや楽しみがあろうとそこに引かれず、どんな不安や恐怖があろうと諦めず、
勇敢に立ち向かっていったコング達の強い心(生きようとする強い気持ち)がコング達を生き返らせたのだ。
コング達は魔王が来ないうちにと急いで四次元空間に戻り、自分のいた時代に戻るため、新たな気持ちで時間移動を続けた。
(魔王のいたあの時代は果たして過去だったのか未来だったのか…コング達は必至だったため確認するのを忘れていたのだった)
だがやはりそう上手く元の時代に戻ることはできない…。
気が付くと永い時間が過ぎていた…半年だろうか1年だろうか…それでもコング達は諦めずに時間移動し続けた。
ある時、コング達はとある時代でクレム城まで行く途中、何度も死闘を繰り広げたあのストロングクリンターらしき人物を発見する。
マスタークルールの話によると彼はいつも何か隠し事をしていたらしい。
コング達は恐る恐る彼について行くと彼は持っていた謎の機械を出し、
彼がその機械のスイッチを押すと謎のホールが現れ、彼はそのホールの中へと入っていく。
コング達も彼を追い、あとからそのホールにこっそり入っていく。
ここは四次元空間だろうか…?
奥へと進んでいくと出口が見えてきた。
どこに出るのかと期待を膨らまし、そこを抜けると…なんと元の時代の天空王国であった!
ストロングクリンターに礼を言おうと彼を探すも彼の姿が見当たらない…。
(その後も彼は現れず、行方不明になってしまった。彼はどうして時間移動装置を持っていたのか…どうしてあの時代に行ったのか…コング達に気付いていたのか…どうして姿を消したのか…全ては謎のまま)
だがマスタークルールはあまり気にせず、「元の時代に戻れたならこっちのもん」と言いスカイクルールを呼びまたバナナを持って逃げていく。
コング達は逃げるスカイクルールに飛び乗り、なんとか乗り込めた。
そしてマスタークルールとの最後の決戦が始まった。
本気モードなコング達に対し、マスタークルールは何度も死んだフリをしてくる。
マスタークルールの行動を読んだコング達は次に死んだフリをしてくるまで粘り、死んだフリをしたすきに牢屋に閉じ込めた。
そしてコング達はマスタークルールが言うことを聞くまでじっくりと攻撃し続け、
ようやくマスタークルールは興産し、バナナを返すと言うので牢屋から出すと心良く返してくれた。
その後、マスタークルールはコング達をスカイクルールでドンキーコングアイランドまで送ってくれた。
マスタークルールに別れを告げ、コング達の冒険は終わった…。

帰って来た自分達はどこかたくましくなった気がした。
早速これまでにあった出来事をクランキー達に話すも、信じてくれる物は誰一人といなかった。
だが今回の信じられない大冒険はコング達の心に何か大切な物を与えてくれたに違いない。

THE END...


最後まで読んで頂きありがとうございました。
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